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シンドラーズリストの列車
数日前、コロンビア人女性と結婚しているブラジル人の知人が訪ねてきた。

半年前に、彼が妻子連れでコロンビアへ向かう際にも、私のところに寄っていったのだが、そのときは、小さい子連れの長旅なので、リクライニングの席を買い、まぁ快適だったらしい。

ところが、今回は一人だけなので、安上がりの席を買ったとのことだった。おそらく一番安い二等席にトライしたのだろう。とにかく大変だったらしい。

何やらものすごい乗客数だったらしく、駅員が無理やり押し込んでいたらしい。もっとも日本の満員電車のようではないだろうが。
しかし、問題は、エアコンのない列車で、しかも体感気温40度超の中を24時間ぐらい旅しなければならないということだ。

彼が表現するには、「シンドラーズリストの強制収容所にユダヤ人を輸送する列車のようだった」らしい。

おそるべし、ボリビア!
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【2006/03/13 12:19】 | ボリビア | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
フルコースがなんと3.5ドルだった。
乱気流列車は無事、サンタクルース駅に着いた。本来の予定からは1時間ほど遅れての到着だった。
サンタクルース駅は、バスターミナルとの複合施設になっており、思ったよりずい分立派だった。

サンタクルース駅


バスターミナルに到着してしばらくすると、私の名前が館内放送で呼ばれた。
コルンバ出発前に4つ星ホテルに予約していたのだが、そこから送迎が来ていたのだ。メールでは「何時に着くか分からないので、迎えは要らない」と連絡しておいたのだが、結構親切だな、と思った。

ところが、インフォーメーションブース前には、ラフな服装をした、悪く言えば、四星ホテルの従業員という身なりには見えない二人の男性がすぐに私たちのことを認識してくれた。
それを見て、ちょっと感じるものがあった。

さて、駐車場へ行ってみると、そこに私たちを待っていたのは、ボリビア国境でおなじみの、日本で廃車になったトヨタ車であった。
妻はややデスアニマード(がっかり)モードに入った。

ボリビアでは、日本の廃車となった車ばかり、とくに業務用のカローラバンをよく目にする。オーナーだった会社名もそのまま消されることなく残っている。
おそらく左ハンドル車が法律で義務付けられているのであろう。乗る車乗る車すべてが、ハンドルだけは右から左ハンドルへと付け替えられている。右ハンドル跡は、無残にも穴が開いたまま放置されているのが普通だ。

迎えが二人で来ていたため、私たち6人家族は、みな後部座席に詰め込まれることになった。
「所詮、ボリビアだから、こんなもんでしょ。そんなに立派な車はもってないでしょ。」
とネガティブなフォローをした。

ところが、市内を走ってみると、サンタクルースは、結構立派な町並みだった。わがブラジル、マットグロッソドスール州の飛躍し続ける州都カンポグランジよりも、立派そうな街並みであった。

駅から15分ぐらい走った高級住宅街の一角に私たちが泊まるホテルはあった。
間口が小さいホテルだったので、外見は四星ホテルというよりも、ちょっと高級そうなビジネスホテルという感じだった。
しかし、室内はなかなかのもので、四星というにはふさわしいレベルであった。

昼食をどうしようかなと思いながら、ロビーへ降りると、「今日の食事3.5ドル」という掲示が目に入った。スペイン語で書いてあるため確信は持ちきれなかったが、どうも、ジュースはもちろんのこと、前菜から食後のデザートまで着いてくるらしい。
「フルコースが3.5ドルなんて安すぎるから、やっぱり違うかな?」と疑問を抱きながらレストランに入り、「今日の食事」を注文した。すると、本当にフルコースで、味もおいしかった。最後に出たチーズケーキも上品な甘さだった。コルンバでは、お目にかかったことのない代物で、妻はずい分の感激していた。

昼食の間、こじんまりとしたレストランだったが、中世貴族の別荘を意識した内装の施されたスペースを私たち家庭だけで独占し、赤ちゃんは旅の疲れで熟睡していたこともあって、じつに落ち着いた昼食の場をもつことができた。

ただ、デザート後にコーヒーが出て来るのを待っていたが、出てこなそうな様子だった。
「コーヒーを持ってきてくれ」と言うと、「ここにですか、お部屋にですか」と尋ねられ、別注文であることが分かった。ブラジルだと、どんな小さいレストランでも、フリーでコーヒーは飲めるものなので、これには驚いた。同じ南米でも違うものだ。

このホテルは、翌日正午すぎにチェックアウトした。ホテル全体が手狭な建物で、子供たちが楽しみにしていたプールのある空間も開放感に欠けるものだったからだ。
宿泊料金は私たち家族(大人2人と7歳以下の子供4人)全員で60ドル弱だった。サンタクルースの相場から言えば、これでも四星ホテルの中では、やや高い部類に入るのだ。ボリビアの物価は驚きの安さだ。


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【2006/02/02 13:49】 | ボリビア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
乱気流列車!
国境とサンタクルース間の移動で現実的な選択肢となるのは、特急(Ferrobus)もしくは急行(Expresso Oriente)だ。普通列車もあるが、激安すぎるのが仇となっている。どのくらい激安かというと、コルンバ市内から国境まで(10km弱)のタクシー料金15~20Reaisを下回る。
直立座席、各駅停車の26時間移動という劣悪環境に甘んじざるを得ない人々でごったがえしの中、各駅停車のためいつ置き引きに遭うか知れないと警戒しながらの環境では、全路程中まともに休息を取ることもできないだろう。
現地に着いてから、ホテルで丸一日休むことになるなら、全くもって割に合わない。さらに、途中で列車がストップするようなことがあっても、文句を訴えられるような人権は保障されていないと思われる。なにしろ、南米社会はクラス分けがはっきりしているのだ。

急行列車には、superpullman(グリーン車、115ボリビアーノ)とPrimera(普通車両、52ボリビアーノ)がある。Superpullmanはリクライニングかつエアコン完備と快適らしい。特急にはSemicama(半寝台、202ボリビアーノ)とCama(寝台、234ボリビアーノ)がある。

特急の半寝台と急行のグリーン車は座席自体には大差はなく、食事の有無が異なる程度のことらしい。私たち家族は、スケジュールの都合上、特急の半寝台を選んだ。

乗車してみると、特急の半寝台は、飛行機のエコノミークラスのような感じだった。エアコンの他にテレビまで付いていて、リクライニングで言えばエコノミークラス以上、盗難を心配するような環境では全くなく、なかなかのものだ。列車が動き出す前までは、子供たちもおおはしゃぎだった。
特急車内


というのも、動き出すや否や、ものすごい揺れなのだ。ブラジルの非舗装かつガタボコの道を行くとき、しばしば体が座席から飛び跳ねてしまうのに近い感覚だ。さきほどまで、おおはしゃぎだった息子たちも黙ってしまった。

夜20時ぐらいに発車してから、一時間後、乗務員が食事の準備をし始めた。ところが、私たちには食事は一向にサーブされない。乗務員はあくせくと食事を前の寝台車両に運び続けているのであった。私たちは、二両編成の後部車両の一番後ろの席だったので、食事がサーブされたときは、もう夜22時だった。

さて、すでにうとうとしていた息子たちを起こして、食事を食べようとしたのだが、列車は相変わらず乱気流状態の飛行機のように激しく揺れているので、食事がトレーごと飛び跳ねてしまい、食べるのにも一苦労だった。

7歳になる上の息子は、「こんなの食べれないよ!食べれないから要らないよ!!」とすっかり機嫌を損ねてしまったのであった。

ブラジル人は、日本の新幹線のことを「弾丸列車」と呼ぶが、私はボリビア列車のことを「乱気流列車」と呼ぶことにした。

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【2006/01/28 03:17】 | ボリビア | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
ひと苦労な列車チケット購入 その2
サンタクルースへの家族旅行当日、キハロ駅に着いてみると、そこには立派な駅舎が!
これはちょっとした驚きだった。この数ヶ月のうちに、オープンしたらしい。

これまでは、駅への入り口には金網の扉がついているだけで、実にニワトリ小屋みたいな駅だった。一年半前に友人に同行した折に見た、その倉庫のような切符販売口にできた待ち行列のみすぼらしさは、私の脳裏に焼きついていて、それがすっかり、切符購入はひと苦労だというイメージになっていた。

キハロ駅
ボリビア列車=貨物列車というイメージを一掃してしまった新しい駅舎。

この目の前には、いまだ砂埃の舞い上がるでこぼこの未舗装道路が走っているとは、もはや想像もできないぐらいだ。

さてこの駅舎、地上階にはエアコンまで入っていた。クリスマスシーズンであったため、3m大のクリスマスツリーまであり、駅周辺とは全く異なる空間を作り出していた。
この地上階には、チケット売り場があり、オンラインコンピュータも入っているようで、これまた、従来のイメージを一新してくれた。なんだか安心感を与えてくれる感じだ。
そこで、ふと思った。
販売員は全日その窓口にいて、いつでもチケット販売してくれるんじゃないかな。

さっそく、確認してみると、7時30分から18時まで一日中応対してくれるという。
ついでに、
「サンタクルースでのチケット販売は、待ち行列に入らないといけないのか。大変なのか?」
と尋ねてみると、
「そうだ」とのこと。コルンバの旅行代理店の販売員の話は、うそではなかったようだ。

そこで、
「帰りの日程も大体決まっているんだけれど、もしかしてサンタクルース発のチケットをここで発券してもらうことはできるのか?」
と尋ねてみた。

駅員はすんなりと、「できますよ。ただ一旦発券すると、便の変更の際に、キャンセル料はかかりますが。」と答えてくれた。

なんだ。やっぱり買えるんだ。
こんなに簡単に前売りチケットを買えるんだったら、代理店を通さなくてもよかったな、というのが正直な感想だ。復路のチケットはそこで直接購入した。

今回分かったことは、朝から待ち行列に入ってというのは、基本的には、当日チケットを買おうとする場合だけのようだ。実際、当日だともう席が空いていないということもある。あるブラジル人の知人は、「当日チケットを買おうとするともう席がなかったので、途中席が空くまでは、床に座っていた」とも言っていた。また、一年半前に友人が乗車当日に待ち行列に入って、チケットを買ったときも、もう二席しか残っていないというきわどさだった。今回の旅行でも、行き帰りとも満席だったので、5席分をキープしなければならない私たち家族の場合だと、当日買いではチケットは買えなかっただろう。

まぁ、一人分のみのチケット購入ならば、30-40レアルの余分な手数料を払っても、代行業者に頼むのも悪くないと思う。他の都市にいる場合でも、電話予約し、指定口座にチケット代金を振り込んでおけば、その代行業者にチケットをあらかじめ買っておいてもらうこともできるので、時間のない人には、利用価値も高いのでは。

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【2006/01/23 10:43】 | ボリビア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ひと苦労な列車チケット購入 その1
先月、所用あって、サンタクルースへ家族旅行する機会を得た。幼い子供連れの移動なので、現実的な選択肢としては、特急か急行かのどちらだった。私たちの日程上、都合の良い特急で行くことにした。

まず頭に浮かぶのは、今まで見てきた列車のチケット購入の大変さだった。なにしろ、自分で買うとなると、バスとかタクシーを乗り継ぎ、片道20分ぐらいかけてキハロ駅まで行かなければならない。さらに数時間待ち行列に入った末に、席がないということにでもなれば、洒落にならない。

一方、旅行代理店の話では、1週間ほど前から前売りチケットを買っておくことができると言う。旅行代理店なので、席を常にキープできるような契約でもあるのかもしれない。ただし、運賃約25ドルの特急券の売値は手数料込み40ドル。家族全員分ともなると、その手数料もかなり高額になってしまう。キハロ駅での購入方法が分からないわけではないので、ちょっと悩んだが、10%割引いてくれるというので、結局そこでチケット購入代行を頼むことにした。

その翌日、旅行代理店に電話すると、「担当者はボリビアへチケット買いに出ています。お昼前にはチケットを持って戻ってくる予定なので、午後、お宅までチケットを届けに行くことになります」との答えだった。どうも、代理店だから席の配分があるとかいうわけでもなく、一般人が購入する方法そのまま、現場までチケットを買いに行っているらしい。

さて、その午後、電話してみると、「ボリビアの総選挙の関係で、指定期日に列車がでるかどうかが確定しておらず、午後まで待ったものの、今日はその便のチケット販売がなかった。明日の朝、出るか出ないか確定するので、出るようなら買ってきますし、連絡を待ってください。」という話だった。もし自分が直接買いに行っていたとしたら、骨折り損になるところだった。購入代行は、悪い判断ではなかったようだ。その翌日、結局、乗りたかった便が出ることが確定したため、チケットを無事入手することができた。

購入代行担当者は、「復路チケットはどうしますか。サンタクルース駅でも、チケット購入には長蛇の列に入らないといけなくて大変ですよ。」とさらなる売り込みもかけてきたが、サンタクルースは大きい駅なのだから販売システムもしっかりしているはずだろう、という考えがあったので復路チケット購入代行まではお願いしなかった。 その2へつづく。。。

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【2006/01/22 11:15】 | ボリビア | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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