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ブラジルでは、今晩をもって、夏時間が終わります。
夏時間が採用されている一番の目的は何といっても省エネ。 ブラジルの電力会社からの請求書には、当月および5ヶ月前までの消費電力量のグラフが、昨年度同月と比較される形式で記されているので、省エネに対する意識を高めていると思う。 この夏は、雨が非常に多かったこともあって、MS州では、7%以上、電力消費の節約が成されたと報道されていた。 とくに我が家は画期的だった。 この真夏の期間を扇風機だけでしのぐことができたので、昨年比でナント35%ぐらいの省エネになった。つくづく「恵みの雨」だった。 コルンバは、これより、真夏は終わり、夏に入ります(笑) |
今日、コルンバのオンラインニュースサイトに貼ってある、カルナバルの宣伝バナーの中の、宣伝文句が目に留まりました。
「中西部最良のカルナバル」 今までコルンバのカルナバルは、マットグロッソドスール州最大だと認識していたけれど、主催者側に言わせれば、「中西部で最良」ということらしい。 今年は、一層州政府が投資しているということなのかな? なぜ、この小さな町でと思うものの、やはり「中西部最良」という謳い文句は心地よい響きがある。 かといって、すぐそこの通りから毎晩響いてくる実際の大音響は、いまだに心地よいものとは受け止めていませんけれど。 |
パンタナールの夏は暑い。その中でも、コルンバの暑さは、すさまじい。
クイアバもそうらしいが、まだ経験したことはない。 「地球の歩き方」にも、「この町の日差しは強い」なんて書いてあったと思うけれど、そんな程度じゃ実感わかないでしょ、と言いたい。 個人的には、殺人的暑さという形容がふさわしいと信じている。 コルンバにはパンタナール研究所というのがある。 そこを何度か訪ねたので、そこの所長とも顔見知りになり、いくつかの資料をもらったことがある。 その資料によると、雨季の10月から3月までが特に暑いので、真夏ということになる。真夏だと雨降りでなければ、最高気温が38度超え、40度まで達することすらある。冬(6-7月)を除くそれ以外の月はすべて夏。 この暑さは、数字の好きな私に新たな生活習慣を与えた。 それは、Weather Channelという天気サイトをチェックすること。 ブラジルの人口2万強の町ですら、一時間毎に気温、体感気温とUV指数の情報が更新されている。 UV指数というのは、世界保健機構WHOなどが、90年代後半に設定したUVの強度を表すもので、6-7=High、8-10=Very High、11以上=Extreme(めちゃくちゃ暑い)という説明になっており、8以上の場合は、日差しの下にでるのを控えるよう、薦められている。皮膚がんとか白内障の発生率が上昇する危険があるからということらしい。 さて、このサイトからみるコルンバはというと、真夏なら、UV12以上が当たり前で、相当暑いなと思うときは、13にいっており、14に達することだってある。このUVの強さのせいか、京都で38度だったという暑さと、こちらの38度というのでは、暑さの感じ方が違う。体感気温だと、真夏は、熱いと感じる日なら、必ず40度超、かなり暑いと感じる日だと42-44度、異常に暑い日なら45度を超えている。 個人的には、UV12以上で体感気温42度超えたときに、殺人的暑さと感じているようだ。 6-7月は、冬に相当し、寒くなるときは、5度当りまで下がることもある。記憶する限り一番寒かった2001年は2度ぐらいまで冷え込んだときもあった。 しかし、寒波が来ていないときは、冬であっても、気温30度超えは当たり前で、35度までいくときすらある。しかし、UVは8-9ぐらいしかいかず、実際の気温と体感気温との差があまりないので、大変な暑さと感じるほどではない。 8-9月は気温の変化が激しいものの、全般としては過ごしやすい。かつコルンバ方面では水がそれなりにひいている時期なので、野生動物観光にも最適な時期だ。 |
今回、パンタナール情報ねっとを立ち上げるに際して、コルンバについての情報収集をしました。
驚いたのは、この小さなマチにあのパブロピカソが数ヶ月間過ごしていったらしい。しかも数多くの、木工品や石膏品を残していったそうな。 個人的には、そりゃスゴイ!すぐ行って見よう!というようなピカソに対する思い入れはないものの、そのうち、時間を見つけて、その所縁のポイントをチェックしてみようと思う。 このコルンバという町は、高台になっていて市街地から壮大なパンタナールも見えるし、青い空と石畳とその先にはパンタナール、と結構風情のある町なんです。日差しが強烈なので、高台の白い欄干も独特な光り方なんですよね。 まぁ、実際には暑さが強烈すぎるので、長期滞在には適しているとは思えないですけど。 |
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